[WPF]データバインディングにおけるデータ検証
WPFのデータバインディングにおけるデータ検証について記載します。
Bindingマークアップ拡張では、エンド・ユーザーから入力されたデータの検証を行うために、以下の3つのプロパティを利用する。
- ValidationRules:ValidationRuleクラス(System.Windows.Controls名前空間)を継承するクラスを使って、明示的に検証ルールを追加する。
- ValidatesOnExceptions:
「True」に設定されている場合、ソース・プロパティの更新中に例外が発生していないかを確認する。ValidationRulesプロパティに「ExceptionValidationRule」を追加した場合と同様の挙動になる。
- ValidatesOnDataErrors:
「True」に設定されている場合、IDataErrorInfoインターフェイスを介したデータ検証を有効にする。ValidationRulesプロパティに「DataErrorValidationRule」を追加した場合と同様の挙動になる。
データ検証の結果、何らかのエラーがあった場合には、Validation.HasError添付プロパティに「True」が設定され、Validation.Errors添付プロパティにエラーの一覧が格納される。
[プログラムソース "***.cpp"]
サンプルプログラム
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参考
記載: 2015年08月28日 木下英俊